
こんにちは、ゆうかずです。
東海道線静岡地区では6月1日より315系の運転開始がありましたが、それと引き換えに引退する車両も増えてきました。211系5000番台LL編成がその対象です。6月6日にLL7・LL12・LL13編成、11日にLL4・LL6編成、12日にLL8・LL17編成が廃車となりました。
初回は9両編成での廃車回送となりました。普段見ることのない長さということで圧巻です。かつては211系9両編成といった営業列車も設定されていたようですが、当時を知る人にとっては懐かしい組成だったのかもしれません。
静岡から浜松への廃車回送ですが、西浜松の横を一度通過していきます。
前日に続けて連日の廃車回送となりました。神領車両区の置き換えも随分と速かったですが、連日でのそれは無かったことから静岡の置き換えが如何に速いか実感します。
1週間で7編成も廃車回送されるという置き換えの速さに驚いています。315系のデビュー自体は現時点で4本ですが、それと同時に313系300番台K編成も運用入りし、211系2本でペアを組んでいた編成が同時に落ちるため、想像以上速い置き換えとなるのでしょう。
これにより211系LL編成は残り8本となりました。いつの間にか半分以下になっていたといった感じでしょうか。
別れを惜しむばかりでは寂しいので、今回引退となった編成が活躍している姿を写真とともに振り返っていきたいと思います♪
LL4編成
朝の興津行に充当されている姿です。「この列車は普通興津行です。お手洗いの設備はついておりません。」といった放送に絶望した18キッパーの方も少ないと思います。しかし、今年の時刻表を眺めてみると、明るい時間帯に運転される211系単体の興津行は平日限定の732Mのみだったようです。これは意外でした。
最終運用は6月9日の178M(A25)でした。
LL6編成
浜松駅での折り返しの様子を撮影しました。夜の211系も映えますね。折り返し作業の際は前照灯と尾灯の両方が点灯する僅かなタイミングがあるため、このときはそれを狙って撮影しました。
最終運用は6月6日の178M(A25)でした。
LL7編成
春の桜との掛け合わせを狙った一枚です。行くタイミングがなく葉桜になりかけてしまってからの撮影となりましたが、静岡地区の211系の最期を桜の下で撮影できてよかったと思います。
最終運用は6月1日の178M(A25)でした。
LL8編成
今年2月に撮影した名古屋工場出場試運転の際の写真です。静岡地区211系としては最後の検査入場編成となりました。2024年2月の検査出場から4カ月後の廃車となっていました。あっという間の4カ月でした。
最終運用は6月9日の1429M(A29)でした。
LL12編成
2023年5月に開催されたさわやかウォーキングの静岡車両区公開の際に撮影した写真です。今年は315系(U1)・313系(N6)・211系(GG3)の3編成でしたが、昨年は今回廃車となった211系LL12編成の他、373系(F4)・313系(S1)が展示されました。この並びを見ると静岡車両区は車種が豊富であることを実感します。
最終運用は6月4日の924M(A21)でした。
LL13編成
浜名湖を渡る211系LL13編成です。昨年撮影したものになります。2024年春のダイヤ改正より211系5000番台が昼間の浜松~豊橋の運用に入らなくなってしまっただけではなく、211系3両編成自体での運用が無くなってしまったため、懐かしい光景になりました。浜名湖と空の青色に湘南色の211系がよく映えますね。
最終運用は6月1日の1429M(A29)でした。
LL17編成
2022年3月に静岡地区へ転属してきた313系8000番台と連結している姿です。転属初期は格差併結などと揶揄されることも多々ありましたが、2年も経てば次第に慣れ、ラッシュ時には211系の方が好まれることもしばしばあったようですね。2024年春のダイヤ改正より211系or313系8000番台の併結6連での運用が組まれましたが、LL17編成は特に313系8000番台と連結して走る機会が多かったように感じます。
最終運用は6月9日の136Mでした。(この日はT4と連結し臨時仕業に充当されていたため最終運用が6連行路ではありません。6連行路に限ると6月8日の1429Mが最終運用でした。)
以下のリンクから現在の6連行路等の充当編成が確認できますので、お出かけの際に、LL編成や最近運用開始したK編成、U編成の充当行路・車両をチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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